2024年12月27日

12月の活動の様子①

 ごきげんよう。華道部です。

先日2学期の終業式を終え、華道部では、新しい年を迎える準備として華道室の大掃除をしました。


日々の授業やクラブ活動で使っている花器の洗浄、剣山のお手入れ、棚の整理など、この一年でついた汚れを丁寧に落としました。



棚にしまってある花器をすべて出してみました。
このようにしてみると実にさまざまな形の花器があることがわかります。

まずは、花器に洗剤をつけて洗っていきます。

洗剤で洗うことによって雑菌の繁殖を防ぎ、お花を長持ちさせることができます。

水は冷たかったですが、みんなで協力して綺麗にしました。




洗浄した花器は机の上で乾燥させ、乾いたところで棚に整頓します。




最後に、この中から各自次に生けてみたい花器を見つけて、発表し合いました。

複雑な形の花器にも積極的に挑戦し、いけばなの技術をあげていきたいと思いました。


2024年12月22日

令和6年度 北区文化芸術祭華道展

 ごきげんよう。華道部です。

本日は11月に「北区文化芸術祭華道展」に参加したときの様子をお見せします。


私たち華道部は、11月16日(土)・17日(日)王子・北とぴあにて開催された「北区文化芸術祭華道展」参加してきました。

今年度も学生部門の展示会場を用意していただき、他校の華道部の皆さんと一緒に広いスペースで個々の思うままにお花を生けてきました。




日頃のクラブ活動よりも大振りで豪華な花材を使用したため、部員のみんなのテンションもどことなく上がっているように見えました。










いつも使用している花器でも花材が変わると生け方も変わり、作品も全く異なる雰囲気になるところが生け花の面白いところだと思います。

一列に並べられた他の部員の作品を見て、

「次はこの花器を使用してみよう」「このような使い方もできるのか」「このお花を生けてみたいな」

など、それぞれ思うところもありました。


外部での華道展は、他校の華道部の皆さんや一般の方々の作品も鑑賞することができるので、校内で活動することが多い華道部にとってはたくさんの刺激を受ける良い機会になっています。


来年までにまた腕を磨いて更に素敵な作品が作れるようになりたいです。

2024年11月16日

「北区文化芸術祭 華道展」出展しています!

  ごきげんよう。華道部です。


本日11月16日(土)から開催される「北区文化芸術祭華道展」に、私たち瀧野川女子学園華道部も参加しています

今年度は、中学2年生から高校3年生までの12名が出展しました。


昨日の会場での生け込みの様子をお見せします。









学校で練習をしてから会場へ行き、再度、練習でイメージした形に生けていくのですが、なかなか思った通りに再現することができず、苦戦しました。






そのようなときは、コーチにアドバイスをいただくこともあります。



最終的に、各々納得のいく作品に仕上げることができました。


王子・北とぴあにて開催、入場無料となっていますのでぜひ多くの方に見ていただきたいです。

皆さんのご来場をお待ちしております。



<北区文化芸術祭 華道展>

日時:11月16日(土)・17日(日) 10時〜17時(最終日は16時まで)

会場:北区北とぴあ  9階  会議室   ※入場無料


2024年11月6日

10月の活動の様子②

    ごきげんよう。華道部です。

本日は10月3週目に中学生の部員が生けたお花をお見せします。


この週は高校2年生が修学旅行、高校3年生が受験真っ只中だったため、高校1年生と中学生の少人数での活動となりました。

いつも明るい先輩方がいなかったので、みんなどこか寂しそうでした。


この日の花材は、以下の3種でした。

ディスバッドマム

パニカムグラス

ドラセナ


「今日は小さく生けてみましょう」というコーチからの声かけがあり、そこから各自気になる花器を選んで生けていきました。



<Oさんの作品・コメント>
ドラセナを左側に寄せて右側に空間ができるようにしました。





<Kさんの作品・コメント>
パニカムグラスが細く剣山に刺しづらかったので
マムやドラセナと一緒に針金でまとめて生けました。
ドラセナをためたり、マムを右に向けたりして流れを作りました。




【今日の花材の豆知識】

ディスバッドマム

 マムは「菊」のこと。ディスバッドは英語でDisbudと表記します。

 Disが「取り除く」、Budが「芽」という意味です。

 栽培の終盤に脇芽を取り除くことで、一輪の大きな花になります。

 今年のあかつき祭で私たちは菊を主にした作品をつくりましたが、その際にこのディスバッドマムも使用しました。

2024年11月5日

第97回 全日本いけばなコンクール いけばな大賞2024

    ごきげんよう。華道部です。

本日は、10月26日(土)に参加した「第97回 全日本いけばなコンクール いけばな大賞2024」についてご報告します。


私たちのクラブではこのコンクールに毎年代表者が参加しています。

今年度は高校3年生1名、中学3年生1名が代表として参加しました。



コンクールなので、普段のお稽古やあかつき祭、北区文化芸術祭華道展とは異なり、コーチや他の部員に相談しながらいけることはできません。

また、生けこみ時間や作品の大きさに制限があるため、とても緊張感があります。

それらをふまえて、事前にコーチと練習を重ねてから本番に挑みました。



【参加者の作品】


高校生の部




中学生の部




結果、2名とも準特選をいただくことができました!!




<参加者・Sさんのコメント>

周りはレベルの高い人達ばかりでしたが、自分なりに最善を尽くしてお花をいけることができました。

次回は他の参加者の生け方から学んだことも取り入れ、更に良い結果が出せるように頑張りたいです。



2024年11月1日

10月の活動の様子①

   ごきげんよう。華道部です。

本日は10月2週目に部員が生けたお花をお見せします。


この日の花材は、以下の2種でした。

バラ

雲龍柳


いつも3種類の花材でいけることが多いので、2種類で大きく見せるためには工夫が必要でした。

雲龍柳をどう使うか、各自じっくり考えながら生けました。



<Kさんの作品・コメント>
雲龍柳を丸くしたりそのままの形を活かして、空間を作りました。
雲龍柳で迫力を出しつつ、バラで華やかさを出しました。




<M先生の作品・コメント>
バラの棘の尖ったイメージと対照的な円を雲龍柳で作り、
柔らかな雰囲気に仕上げました。


【今日の花材の豆知識】

雲龍柳

 クネクネした枝の姿が、雲の間を龍が登る様子を連想させることが名前の由来になっています。

 毎年、お正月花を生ける際にも使っている花材です。


2024年9月21日

あかつき祭1日目終了しました!

  ごきげんよう、華道部です!

あかつき祭1日目が終わりました。

見にきてくださった皆様、ありがとうございました。




華道部では、部員全員で作成した大作の他に個人作品も展示しています。






あかつき祭ではひとりひとり異なる花材で作品を生けています。

日頃の練習の成果をぜひご覧ください。


明日9月22日(日)も、華道室(222教室)でお待ちしています。

2024年9月19日

2024年度 あかつき祭「秋菊」

 ごきげんよう、華道部です。

いよいよ明日からあかつき祭が始まります。




今年の華道部は「秋菊」をテーマにお花を生けました。





個人作品の他に、部員全員で生けた大作は必見です。






ぜひ、直近でご覧になってくださいね。

華道室(222教室)にてお待ちしております。


2024年8月28日

夏休みの活動の様子「フラワーアレンジメント」

   ごきげんよう。華道部です。

本日は夏休み中の活動の様子をお見せします。


華道部では、生け花以外に年一回「フラワーアレンジメント」にも取り組んでいます。

こちらは部員の要望から取り入れられた活動の一つです。


今年は、スプレーバラドラセナハイブリットチースを使用して作成しました。




また、コーチがお家のお庭からヘデラ(アイビー)を持ってきてくださったので、そちらをポイントになるよう使用した部員もいました。




コーチよりポイントを教えてもらったら、各自スタートです!












いつも明るく賑やかな華道部ですが、始まるとみんな自然と集中して無口になります。



それでは、集中して完成させた作品の一部をご覧ください。



<Iさんの作品・コメント>
できるだけバラがドーム状になるように器を回転をさせ、
バランスを見ながら花材を挿しました。
バラが一番綺麗に見えるところを探りながら
お花を入れていくのがとても楽しかったです。




<Mさんの作品・コメント>
全体的にバランスよく見えるようにしました。
ドラセナだけだと葉の枚数が少ないこともあり
寂しく見えたので、ヘデラを散らすように入れました。




<Hさんの作品・コメント>
花材が中央に集まって窮屈な感じにならないようにしました。
また、周りにヘデラを巻き、のびのびとした感じを出しました。




満足する仕上がりで思わずにっこり♪



作ったアレンジメントは持ち帰ってすぐに飾ることができるので、家に花器がない人でも自分の作品を長く楽しめますし、家族に見てもらうことができます。


このように、華道部では生け花以外にもお花を身近に感じられるような活動を行っています。

アレンジメントのように、活動内容に部員の意見が採用されることも多々あります。


次はお花をどのようにして楽しもうか考え中です。

2024年5月31日

5月の活動の様子③

     ごきげんよう。華道部です。

本日は5月3週目に部員が生けたお花をお見せします。

この日の花材は、以下の3種でした。

スプレーカーネーション

オキシペタグラム(ブルースター)

ベビーハンズ(木いちご)



<Kさんの作品・コメント>
スプレーカーネーションとオキシペタグラムの色が
重なるように工夫しました。
また、ベビーハンズを利用して動きを表現しました。




<Yさんの作品・コメント>
ベビーハンズの動きが綺麗に見えるように工夫しました。




<Mさんの作品・コメント>
ベビーハンズの茎の形が特徴的なので活かしたかったのと、
スプレーカーネーションの黄色とオキシペタグラムの青の
コントラストが映えるように生けました。




<Sさんの作品・コメント>
一番背の高いベビーハンズの生ける方向を左にして
全体の流れも左にしました。



今回使用したオキシペタグラムは、茎と葉っぱを切ると植物乳液という白い液体が出てきます。

タンポポやサツマイモなどもその一つだということをコーチに教えていただきました。



植物乳液はラテックスという名前で天然ゴムの材料になります。

生けている最中も植物乳液がベトベトして、ボンドみたいだなと思いました。



【今日の花材の花言葉】

ベビーハンズ:「幸福な家庭」

オキシペタグラム:「幸福な愛」「信じあう心」


2024年5月17日

5月の活動の様子②

    ごきげんよう。華道部です。

本日は5月2週目に部員が生けたお花をお見せします。

この日の花材は、ルストロメリアハイブリッドチースドラセナでした。



<Hさんの作品・コメント>
ドラセナの白い部分をよく見えるように工夫して
丸めたりはせず自然の流れを活かしました。




<Kさんの作品・コメント>
ドラセナとハイブリッドチースを利用して
動きが出るように工夫しました。




<Sさんの作品・コメント>
花器が上を向いているようだったので、
花材も上へ行く感じをイメージしました。




<Oさんの作品・コメント>
アルストロメリアが綺麗に入ったと思います。
ドラセナを前に持ってくることで立体感が出るようにしました。



主役のルストロメリアは1本にたくさんのお花がついていてボリュームがあったので

その後のハイブリッドチースの入れ方に悩んでいる部員もいました。

コーチからは「後ろに入れると隙間から見えて奥行きが出ます」というアドバイスをいただき、

完成させることができました。



【今日の花材の花言葉】

ルストロメリア:「持続」「未来への憧れ」

ハイブリッドチース:「変わらぬ愛」「変わらぬ心」


2024年5月10日

5月の活動の様子①

   ごきげんよう。華道部です。

本日は5月1週目に部員が生けたお花をお見せします。

この日の花材は、スプレーカーネーションソリダゴニューサイランでした。



<Sさんの作品・コメント>
流れを作り、スプレーカーネーションが目立つように生けました。
ニューサイランはボリュームが出るように葉を丸めて使いました。




<Oさんの作品・コメント>
前後の繋がりを意識して生けました。




<Yさんの作品・コメント>
可愛くまとめつつ、空間もしっかりと意識しました。


グリーンの同系色の花材で生けるのは初めてだったので、

みんないつも以上にじっくりと考えながら生けているようでした。


本日の花材のソリダゴはアレンジメントやブーケにも使用されるお花です。

一見、葉のようにも見えますがメインのお花を引き立てて華やかにしてくれます。

初めて見る部員もおり、花材に興味津々でした。



【今日の花材の花言葉】

スプレーカーネーション:「女性の愛」「感動」「純粋な愛」

ソリダゴ:「内気」「振り向いて」「永久」