2024年11月16日

「北区文化芸術祭 華道展」出展しています!

  ごきげんよう。華道部です。


本日11月16日(土)から開催される「北区文化芸術祭華道展」に、私たち瀧野川女子学園華道部も参加しています

今年度は、中学2年生から高校3年生までの12名が出展しました。


昨日の会場での生け込みの様子をお見せします。









学校で練習をしてから会場へ行き、再度、練習でイメージした形に生けていくのですが、なかなか思った通りに再現することができず、苦戦しました。






そのようなときは、コーチにアドバイスをいただくこともあります。



最終的に、各々納得のいく作品に仕上げることができました。


王子・北とぴあにて開催、入場無料となっていますのでぜひ多くの方に見ていただきたいです。

皆さんのご来場をお待ちしております。



<北区文化芸術祭 華道展>

日時:11月16日(土)・17日(日) 10時〜17時(最終日は16時まで)

会場:北区北とぴあ  9階  会議室   ※入場無料


2024年11月6日

10月の活動の様子②

    ごきげんよう。華道部です。

本日は10月3週目に中学生の部員が生けたお花をお見せします。


この週は高校2年生が修学旅行、高校3年生が受験真っ只中だったため、高校1年生と中学生の少人数での活動となりました。

いつも明るい先輩方がいなかったので、みんなどこか寂しそうでした。


この日の花材は、以下の3種でした。

ディスバッドマム

パニカムグラス

ドラセナ


「今日は小さく生けてみましょう」というコーチからの声かけがあり、そこから各自気になる花器を選んで生けていきました。



<Oさんの作品・コメント>
ドラセナを左側に寄せて右側に空間ができるようにしました。





<Kさんの作品・コメント>
パニカムグラスが細く剣山に刺しづらかったので
マムやドラセナと一緒に針金でまとめて生けました。
ドラセナをためたり、マムを右に向けたりして流れを作りました。




【今日の花材の豆知識】

ディスバッドマム

 マムは「菊」のこと。ディスバッドは英語でDisbudと表記します。

 Disが「取り除く」、Budが「芽」という意味です。

 栽培の終盤に脇芽を取り除くことで、一輪の大きな花になります。

 今年のあかつき祭で私たちは菊を主にした作品をつくりましたが、その際にこのディスバッドマムも使用しました。

2024年11月5日

第97回 全日本いけばなコンクール いけばな大賞2024

    ごきげんよう。華道部です。

本日は、10月26日(土)に参加した「第97回 全日本いけばなコンクール いけばな大賞2024」についてご報告します。


私たちのクラブではこのコンクールに毎年代表者が参加しています。

今年度は高校3年生1名、中学3年生1名が代表として参加しました。



コンクールなので、普段のお稽古やあかつき祭、北区文化芸術祭華道展とは異なり、コーチや他の部員に相談しながらいけることはできません。

また、生けこみ時間や作品の大きさに制限があるため、とても緊張感があります。

それらをふまえて、事前にコーチと練習を重ねてから本番に挑みました。



【参加者の作品】


高校生の部




中学生の部




結果、2名とも準特選をいただくことができました!!




<参加者・Sさんのコメント>

周りはレベルの高い人達ばかりでしたが、自分なりに最善を尽くしてお花をいけることができました。

次回は他の参加者の生け方から学んだことも取り入れ、更に良い結果が出せるように頑張りたいです。



2024年11月1日

10月の活動の様子①

   ごきげんよう。華道部です。

本日は10月2週目に部員が生けたお花をお見せします。


この日の花材は、以下の2種でした。

バラ

雲龍柳


いつも3種類の花材でいけることが多いので、2種類で大きく見せるためには工夫が必要でした。

雲龍柳をどう使うか、各自じっくり考えながら生けました。



<Kさんの作品・コメント>
雲龍柳を丸くしたりそのままの形を活かして、空間を作りました。
雲龍柳で迫力を出しつつ、バラで華やかさを出しました。




<M先生の作品・コメント>
バラの棘の尖ったイメージと対照的な円を雲龍柳で作り、
柔らかな雰囲気に仕上げました。


【今日の花材の豆知識】

雲龍柳

 クネクネした枝の姿が、雲の間を龍が登る様子を連想させることが名前の由来になっています。

 毎年、お正月花を生ける際にも使っている花材です。